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ソフトバンクBB、業務委託先スリープロの元エージェントが顧客情報を業務外で利用――業務委託契約の解除も

2005年05月24日 18時14分更新

文● 編集部

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ソフトバンクBB(株)は24日、ブロードバンドサービス“Yahoo! BB”の出張設置サポート“はじめてYahoo! BB”の業務委託先のスリープロ(株)の元登録エージェントが、出張設置サポートを行なった顧客に対し、元登録エージェントが個人で営業しているパソコンサポートサービスのダイレクトメールを郵送したことが明らかになったと発表した。

それによると、同社が発注した277件の作業のうち出張設置サポートが完了した大阪府内の最大198件の顧客住所/氏名を利用し、2004年2月から2005年4月までダイレクトメールを発送したという。1名の顧客から申告があったことから発覚した。

ソフトバンクBBでは、スリープロへの業務委託を停止し、契約も解除する予定としており、スリープロと元登録エージェントに対する損害賠償請求訴訟も検討しているという。また、今後、登録エージェンすべてと再び個人情報の取り扱いを定めた誓約書を交わすほか、業務完了後の個人情報破棄証明書の提出や、審査/制定基準をクリアした登録エージェントにのみ業務を発注するといった再発防止策も検討中としている。

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