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【COMPUTEX TAIPEI 2005 Vol.9】ピラミッド型ATXケースを発見! しかし内部撮影は禁止だった……

2005年06月04日 03時58分更新

文● 編集部 小板謙次

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数年前にCOPUTEX TAIPEIを取材したときには、各社「アルミケースなんてコストに見合わないものは作らない」と言っていたが、今回はアルミケースばかり。その中でも個性的なケースを紹介したい。

面白いけど……使い勝手はどうなんだと思って撮影したのが台湾BeanTech International社のピラミッド型ケース。その名も『Luxor』だ。米国ではすでに販売されている製品とのことだが、何故か「内部は撮影しちゃダメだ」と責任者かどうか分からないスタッフに言われた。だいたい想像はつくが構造の詳細は不明だ。下からマザーボード、ドライブベイのベースが付いている模様。

スペックシートは以下のようになっている

ピラミッド型のケース パッケージも同じ形
ピラミッド型のケース『Luxor』パッケージも同じ形
ケースタイプ:ATXタワーケース
マザーボード:スタンダードATX
拡張スロット:6
ドライブベイ:5.25インチ×2
       3.5インチ×1
       3.5インチ×2(シャドウ)
素材:0.8mmアルミニウム
パワーサプライ:PS2
クーリングファン:8cm×2 エアーフィルター付き
         8cm×2 LEDファン
フロントI/O:USB 2.0×2、オーディオ、ビデオ、IEEE 1394
サイズ:幅420×奥行き420×高さ650mm

背面マザーボードのI/O部分は専用パネルが取り付けられておらず、底面の隙間からケーブルが伸びていた。ちなみに、パッケージもエジプト風デザインとなっている。

「台湾の人はドラゴンが好きなのか?」と聞くと「台湾だけではない。アジア全域で好まれるキャラクターだ」という答えが返ってきた米MGE Company。ドラゴンの柄が青く光るフェイスを持つ製品『dragon』は、幅375×奥行き610×高さ575mm、重量6.7kgのアルミ製ATXケース。ブラック、ブルー、レッド、シルバーのカラーバリエーションがあり、電源は500Wと600Wを用意する。ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×2、シャドウベイ×4となっており、フロントに80mm角ファン、リアに92mm角ファン、サイドパネルに92mm角ファン(担当者による)を搭載する。

dragon dragon
フェイスのドラゴン模様が青く光る。カラーはブラック、ブルー、レッド、シルバーの4種類
ケース内部 ケース内部
ケース内部にファンは3基
フェイスを開くとベイが 下部には情報表示のLED
ドラゴン柄のフェイス部分を開くとベイが現れる。下部にはファン回転数、CPU温度、時計を表示するLEDがある

クーラーマスターからはゲーマー向けLANパーティー用のケースとして『ENTURION 532』をリリース予定。サイズは幅235×奥行き495×高さ460mmのATXケース。素材はアルミ製でベイ数は5インチベイ×5、3.5インチベイ×1、シャドウベイ×5となっている。ファンは120mm角を2基搭載。このほか、USB 2.0×2、IEEE 1394×1、マイク×1、スピーカー×1の各ポートを装備する。天板には持ち運びができるように取っ手がついている。

ゲーマー向けケース 天板に取っ手
クーラーマスターの新作ケース。ゲーマー向けで、LANパーティー用に取っ手が付いている

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