(株)ディー・エヌ・エーは9日、インターネットショッピングモール“ビッダーズ”に出店している(株)センターロード(店舗名:AMC)の店舗の取り引き情報から8456人ぶんの個人情報が流出したことが判明したと発表した。
これは、楽天(株)のインターネットショッピングモール“楽天市場”内のセンターロードの店舗から流出したとされている個人情報の中に、ビッダーズ内での取り引きに関する個人情報が含まれていることが確認されたことによるもの。取り引きデータは商品数で2万8984件となるが、1人のユーザーが複数の商品を購入している場合などの重複ぶんを排除したところ、8456人ぶんとなったという。流出した個人情報には、氏名/住所/電話番号/メールアドレス/商品名が含まれており、クレジットカード情報などの決済に関する情報は確認されていないという。
同社では、現時点では流出経路を把握していないが、同社の情報システムから不正アクセスなどによりデータが引き出された痕跡がまだ確認されていないことや、社内調査、報道機関など、各方面から収集した情報から総合的に判断すると、同社内部から個人情報が流出した可能性は極めて低いと考えているとしている。