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ソニーマーケティング、“VAIO・OWNER・MADE”方式の体験会“VAIO OWNER-ISM EXPERIENCE”を開催――銀座ソニービルのショールームで販売も開始

2005年09月01日 20時09分更新

文● 編集部 小西利明

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モデルの女性が手にするのが、さらに薄く軽くなった新VAIO type Tシリーズ。VAIO・OWNER・MADEモデルでは、コンポーネント構成だけでなくカラーリングも選択できる
モデルの女性が手にするのが、さらに薄く軽くなった新VAIO type Tシリーズ。VAIO・OWNER・MADEモデルでは、コンポーネント構成だけでなくカラーリングも選択できる

ソニーマーケティング(株)は1日、東京銀座のソニービルにて報道関係者を集めたイベント“VAIO OWNER-ISM EXPERIENCE”を開催。秋冬モデルのVAIOシリーズ新商品と同時に発表された、CTO(Configure To Order)方式での新しい販売形態“VAIO・OWNER・MADE”モデル(以下オーナーメイドモデル)についての説明と体験会を行なった。会場には元Jリーガーでスポーツキャスターの中西哲生さんもゲストに登場し、こだわりのあるVAIOファンならではのトークを披露した。なお新製品については、下記の関連記事を参照していただきたい。

従来でもVAIOシリーズは、ソニー製品の直販サイト“ソニースタイル”にて、搭載するコンポーネント(CPU、メモリー、HDD、光ディスクドライブなど)やOS、アプリケーションなどを選択し、自分好みの構成にした製品を購入できるCTO方式での販売を行なっていた。“Sony Flash on ASCII”での傾向では、ノートパソコンやデスクトップでもtype Rシリーズなどが比較的人気が高く、パソコンに対する用途が明確であったり、自分なりのマシンやスタイルに対するこだわりのあるユーザーが、CTO方式を好んで購入しているようだ。オーナーメイドモデルは従来のCTOの幅を広げ、コンポーネントやソフトウェアだけでなく、サポートサービス(保証の範囲が広い“3年間保証サービス ワイド”)を選択したり、セキュリティー対策サービスもセットにするなど、よりきめ細かなCTOが可能となる。

しかしそれ以上にオーナーメイドモデルで強調されているのは、“自分仕様のパソコンを選ぶ”という点である。オーナーメイドモデルの解説にも“VAIOのユーザーではなくオーナーになっていただく”というコンセプトが記されているように、自分に合った製品に仕上げて購入することで、VAIOに対する愛着を持ってもらいたいというわけだ。

発表されたばかりの新しいVAIO type Tが披露された。液晶パネルの薄さは必見だ
発表されたばかりの新しいVAIO type Tが披露された。液晶パネルの薄さは必見だ
新type Tの天板パネルは、カーボンファイバーを積層した軽量で強度の高いパネルになっている。オーナーメイドモデルではブラック、ホワイト、プレミアムブルーの3色が選択できる 新type Tの液晶パネルは、バックライトに白色LEDを使用することで、従来モデルをしのぐ薄型化を実現した。この写真は白色LEDのデモ
新type Tの天板パネルは、カーボンファイバーを積層した軽量で強度の高いパネルになっている。オーナーメイドモデルではブラック、ホワイト、プレミアムブルーの3色が選択できる新type Tの液晶パネルは、バックライトに白色LEDを使用することで、従来モデルをしのぐ薄型化を実現した。この写真は白色LEDのデモ

オーナーメイドモデルの代表例としては、新しいVAIO type TシリーズやVAIO type Rシリーズについての説明が行なわれた。特に薄型軽量化とバッテリー駆動時間の延長を実現した新Tシリーズについては、VAIOシリーズの熱烈なユーザーでもある中西哲生さんを招いて、VAIOの魅力について語ってもらうと同時に、いち早くオーナーメイドを体験してもらい、自分なりのコンポーネント選びのポイントなどについて語られた。

以前から熱心なVAIOユーザーというスポーツキャスターの中西哲生さん。「ゆうに10台は超えている」というほど何台ものVAIOを購入しているとか
以前から熱心なVAIOユーザーというスポーツキャスターの中西哲生さん。「ゆうに10台は超えている」というほど何台ものVAIOを購入しているとか

取材で各地を移動して回る中西さんは、バッテリー駆動時間や軽さ/薄さといったモバイルノートに最も求められる点を重視するだけでなく、TV出演など人に見られる職業である以上、“持っていてかっこいい”製品であることも重要視しているという。原稿執筆も家ではなくカフェなどで行なうという中西さんにとっては、人に見られて“あのパソコンいいな”と思われる物であるのが重要で、それがVAIOを買い続ける理由になっているそうだ。そんな中西さんは新type Tへの感想を求められて、薄さ軽さに「よくやるな」と賛辞を述べた。特に薄型化されながら強度や画質の向上した液晶ディスプレーや、入力しやすいキーボードを高く評価していた。ちなみに中西さんが選んだ新type Tは、“ストレスなく動く”ことを重視して、CPUにPentium M、メモリーは最大の1.5GBと、かなりのハイスペックを選択したとのことだ。中西さんだけでなく、作家の石田衣良さんやモータージャーナリストの吉田匠さんなど、VAIOのファンがオーナーメイドモデルで注文したtype Tの構成が、ソニービル1階ロビーに展示されている。

新type Tを手に、「この薄さは僕にとっては驚異的」と述べる中西さん
新type Tを手に、「この薄さは僕にとっては驚異的」と述べる中西さん

オーナーメイドモデルはウェブサイトや電話による通信販売だけでなく、“VAIOオーナーメイド取扱店”での販売も行なわれる。オーナーメイド取扱店では、販売員に相談しながら自分にあった構成を注文可能となる。ソニービル1階のショールームにも、オーナーメイドモデルを体験できるスペースが設けられ、VAIO本体や関連周辺機器、バッグなどの関連グッズが展示されている。相談カウンターも設置されているので、オーナーメイドモデルに興味のある方はのぞいてみてはいかがだろうか。

ソニービル1階のロビーでは、VAIO・OWNER・MADEのプロモーションビデオが流れるほか、VAIOファンの著名人が選んだオーナーメイドモデルのtype Tが展示されている モータージャーナリストの吉田匠さん、作家の石田衣良さんのメッセージと、彼らが選んだtype Tの構成が展示されている。人によってずいぶん選択が異なり、興味深い
ソニービル1階のロビーでは、VAIO・OWNER・MADEのプロモーションビデオが流れるほか、VAIOファンの著名人が選んだオーナーメイドモデルのtype Tが展示されているモータージャーナリストの吉田匠さん、作家の石田衣良さんのメッセージと、彼らが選んだtype Tの構成が展示されている。人によってずいぶん選択が異なり、興味深い
1階ショールームでは、type Tやtype BX、type Rなど、オーナーメイドモデルのニーズが高そうな製品が体験可能となっている。奥には相談カウンターも設けられていた
1階ショールームでは、type Tやtype BX、type Rなど、オーナーメイドモデルのニーズが高そうな製品が体験可能となっている。奥には相談カウンターも設けられていた

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