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片瀬那奈、映画初主演はインターネットで!

2005年09月22日 21時37分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ウェブシネマ“香港バタフライ”製作委員会は22日、主演の片瀬那奈さんらを招き、映画の完成記者会見を開催した。同製作委員会は(株)角川書店/角川映画(株)/(株)ネオ・インデックスからなる組織。映画は作詞家/作家の森 浩美氏による同名の小説が原作で、脚本と監督は映画“Laundry”などで知られる森 淳一氏が務める。

左から、(株)角川ホールディングス会長兼CEO 角川歴彦氏、監督の森 淳一氏、片瀬那奈さん、原作の森 浩美、香港政府観光局のクララ・チョン氏
左から、(株)角川ホールディングス会長兼CEO 角川歴彦氏、監督の森 淳一氏、片瀬那奈さん、原作の森 浩美、香港政府観光局のクララ・チョン氏。香港政府観光局が映画の特別協賛をしている

香港バタフライは、恋愛も仕事もうまくいかない23歳の美容師“奈穂美”が主人公。奈穂美は、運やツキに見放され、マイナス思考が身にしみついている。映画初出演となった片瀬さんは、主人公が自分と正反対の性格なので「演じるのが難しかった」という。原作の森氏によれば、作品の1つのテーマは“不思議な力”や“魂の再生”とのこと。劇中で主人公は、幸運を求めて、香港の寺院や占いの名所を訪問する。タイトルにもなった“香港バタフライ”とは、見た人に奇跡が起こるというアゲハ蝶という設定だ。

片瀬那奈さん 片瀬那奈さん
片瀬那奈さん 片瀬那奈さん
初主演映画が海外ロケとなった片瀬那奈さん。香港政府観光局は2006年を“2006香港旅行年”としてキャンペーンを展開する

映画は全4話で、1話あたり約15分の短編連続ドラマ。角川グループの地域情報ポータルサイト“ウォーカープラス”が運営する専用ウェブサイトで、23日から第1話、30日から第2話、10月14日から第3話、10月21日から最終話を配信する。コンテンツ視聴料は無料。映画の視聴には、メディアプレーヤーソフト『Windows Media Player 9.0』以後を利用する。その他、推奨環境は香港バタフライのウェブサイトを参照のこと。

香港バタフライの1シーン
香港バタフライの1シーン。主人公は、香港の開運スポットをめぐる(画像ははめこみ合成)

映画本編のほか、ウェブシネマならではの仕掛けとして、バーチャルツアーが体験できるという香港観光ルートマップ、出演者のインタビュー映像/メイキング映像/ロケ地紹介/香港の見どころ紹介といった動画/静止画による周辺情報が用意されている。周辺情報の配信にはメディアプレーヤーソフトと連携した西日本電信電話(株)のインタラクティブコンテンツ配信技術“Vi! Click(ヴィ! クリック)”が用いられ、映画本編の特定のシーンになると画面下部にアイコン“ビジョンマーク”が表示されるので、それをクリックすると専用の別ウィンドウが立ち上がる。

香港観光ルートマップより
香港観光ルートマップより。観光名所が多い主要8エリアの情報を紹介する
香港観光ルートマップより 香港観光ルートマップより 香港観光ルートマップより
香港観光ルートマップより 香港観光ルートマップより 香港観光ルートマップより
地図上でトラムやフェリーなど乗り物のアイコンをマウスで動かすと、それに合わせて画面右上の風景の写真が切り換わる

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