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【CEATEC JAPAN 2005レポート Vol.5】ソニー、DTCP-IP対応ルームリンクを参考出展

2005年10月04日 20時33分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ソニーブース正面
ソニーブース正面はBRAVIAシリーズ1色だ

ソニー(株)/ソニーマーケティング(株)のブースでは、ステージ正面にひな壇を設置し、第7世代アモルファスTFT液晶パネル“ソニーパネル”を搭載した新薄型/大画面テレビ“BRAVIA(ブラビア)”を並べ、特に大きく取り上げていた。

またブース内では、“ウォークマン”や“サイバーショット”などの新製品に加えて、本日発表のデジタルチューナー内蔵リビングルームパソコン“type X Living”と多チャンネル同時録画対応HDDビデオレコーダー“Xビデオステーション”、そして開発中の“ルームリンク”を展示。ルームリンクは、VAIO内のAVコンテンツをワイヤレスで転送してテレビ等で出力するための周辺機器のシリーズだ。type X Livingはホームネットワーク上でコンテンツを保護して伝送する規格“DTCP-IP”に対応しているが、参考出展のルームリンクもDTCP-IPに対応しており、これらを組み合わせることでtype X LivingのHDDに録画したデジタル放送番組をハイビジョン画質のままで離れた部屋のテレビで視聴できるようになる。このルームリンクは現行モデル『VGP-MR100』をベースにしたもので、デモンストレーションでは、type X Living/テレビの間はいずれも有線で接続されていた。



Xビデオステーションとtype X Living 参考出展のDTCP-IP対応ルームリンク
テレビのラックに収められているのは、Xビデオステーション(上)とtype X Living(下)参考出展のDTCP-IP対応ルームリンク
DTCP-IP対応ルームリンク経由でデジタル放送番組をテレビに転送
手前のテレビで再生されているデジタル放送番組は、写真奥のtype X Livingに記録されたもので、写真中央のDTCP-IP対応ルームリンクを経由して転送されている

Blu-rayディスクドライブ内蔵のVAIO type Rも登場

そのほか、同ブースでは、Blu-rayディスクドライブを内蔵したデスクトップパソコン“VAIO type R”を参考出展。これはtype Rの秋モデルをベースに開発されたもので、HDカムコーダー『HDR-HC1』で撮影した映像をVAIO type Rに取り込んで、25GBぶんのデータを1枚のBlu-rayディスクに保存するというデモンストレーションを行なっていた。なお、参考出展された2製品の発売日や価格、最終的な仕様等は現時点で未定という。

参考出展のBlu-rayディスクドライブ内蔵type R
参考出展のBlu-rayディスクドライブ内蔵type R
Blu-rayディスクが収められている 25GBのBlu-rayディスク『BD-RE』
Blu-rayディスクが収められている25GBのBlu-rayディスク『BD-RE』。こちらも参考出展

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