このページの本文へ

【Macromedia MAX 2005レポート Vol.4】今一番“イケてる”Flashコンテンツはこれだっ――“MAX Awards発表”

2005年10月20日 04時13分更新

文● 編集部 佐久間康仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
MAX Awardsの最終選考作品を称えるケビン・リンチ氏
MAX Awardsの最終選考作品を称えるケビン・リンチ氏

2日目のGeneral Sessionの最後には、米Macromedia(マクロメディア)社のCSA(最高ソフトウェア設計責任者)のケビン・リンチ(Kevin Lynch)氏が壇上に上がり、最も“クール”なFlashコンテンツを投票で決める“MAX Awards”の授賞式が行なわれた。

MAX Awardsは、Macromedia MAX 2005の開催初日に“Finalist(最終選考に残った優秀作品)”が発表され、公式ウェブサイトおよびMAX参加者の投票で、各部門ごとに最優秀作品が決まる、というもの。



『TRAILER CRASHERS』の画面 開発者のテキーラ・シドニー氏と、記念のオブジェを送るリンチ氏
『TRAILER CRASHERS』の画面開発者のテキーラ・シドニー氏と、記念のオブジェを送るリンチ氏

部門には、

  • Media, Entertainment, and Gaming Experiences(エンターテインメント系のユニークな作品)
  • Mobile Experiences(携帯電話向けの作品)
  • Customer-Facing Experiences(販売サイトや製品情報の提供など、企業が提供するサービスなどの作品)
  • E-Learning Experiences(教育・指導向け作品)

など、バラエティーに富んだ8部門が設けられているが、特に印象的、というか会場で大爆笑を巻き起こしたのが、大賞(People's Choice)に輝いた“TRAILER CRASHERS”というテキーラ・シドニー(Tequila Sydney)氏の作品。公式サイトからリンクが張られているので、ぜひ見てみてほしいが、いわゆるトレーラー(映画の予告編映像)に顔をはめ込むことで面白おかしい作品に変えてしまう(Crashする)というもので、高画質な動画を編集・加工できるFlash Player 8の新機能を楽しくわかりやすく具現化している。

CRASHの手順 2人のCEOを遊んでいいのだろうか?
最初にCRASHする映画を選ぶ。次にCRASHするキャラクターを選択。最後に顔写真をアップロードすれば……こうなってしまう(笑)。2人のCEOを遊んでいいのだろうか?
TRAILER CRASHERSで、MacromediaのCEOのスティーブン・イーロップと米Adobe Systems(アドビシステムズ)社のCEOのブルース・チゼン(Bruce Chizen)氏を“笑う”

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン