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【2006 CES Vol.2】東芝、HD DVD対応のQosmioをCESの会場で発表──民生機も同時に

2006年01月05日 08時26分更新

文● 編集部 小林久

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2006 International CESに合わせて、会場内では多くの企業がプレス向けの発表会も行なわれている。CESは年初の開催ということもあり、1年間の戦略や、注目の新製品の発表なども行なわれることが多い。4日(現地時間)には、(株)東芝の米国法人である、東芝アメリカコンシューマープロダクツ(Toshiba America Consumer Products)社がプレス発表会を開催。HD DVDをはじめとした2006年の戦略を説明した。

VPのJodi Sally氏
東芝アメリカのHD DVD戦略に関して説明するDigital A/V Group Marketing担当副社長のJodi Sally氏

発表会の目玉は、米国市場向けに初のHD DVDプレーヤー『HD-XA1』と『HD-A1』の2製品の投入と、AVノートパソコン“Qosmio”(コスミオ)の新製品が発表になったことの2点。

HD-XA1(前面) HD-XA1(背面)
HD-XA1を斜め前から見たところ同じく背面からみたところ
HD-A1を斜め前から見たところ同じく後ろからみたところ。背面のポート類が隠されている点などからプロトタイプであることが分かる

HD DVDプレーヤーは上位モデルのHD-XA1が799.99ドル(約9万4000円)、下位モデルのHD-A1が499.99ドル(約5万9000円)という値付け。ともに3月の発売を予定している。

Qosmioは、米インテル社の最新チップセットとデュアルコアCPUに加え、HD DVDドライブを搭載している点が特徴となる。また、1bitアンプなども装備し、OSにはWindows Media Center Editionを採用している。仕様の詳細に関しては、インテルがまだCPUとチップセットを正式に発表していないこともあり、不明な個所もあるが、CESの開催期間中に明らかになるという。ともに詳細は会場レポートなどとともに分かり次第お伝えする。

QUOSMIO
発表になったQOSMIOの新製品
HD DVDドライブ HDMI端子
光学式ドライブにはHD DVDドライブを装備するが、プロトタイプのため、ロゴはプリントされていない背面にはサブD-Sub15ピンのRGB出力に加え、HDMI端子も装備している

発表会では価格で選ばれているテレビをフォームファクターで選ぶように変えていきたいという東芝のキャッチフレーズとともに、より小型になったDLPリアプロジェクションテレビや、国内ですでに発売されている携帯オーディオプレーヤーやDVD&HDDレコーダー、HDD記録型ビデオカメラの米国市場に投入すること、2006年に25種類のフラットディスプレーを投入することなども発表された。

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