ドルチェ＆ガッバーナによる黄金色の携帯電話機
米モトローラ社は、折り畳み式デザインの薄型携帯電話機『RAZR V3i』の黄金色バージョンを展示していた。これは、イタリアのファッションブランドの“ドルチェ＆ガッバーナ(Dolce＆Gabbana)”との提携で製品化されたもの。2005年12月に、欧州にあるドルチェ＆ガッバーナのショップで販売された。1000台の限定販売で、すでに完売したという。対応周波数はGSM(850/900/1800/1900MHz)で、米アップルコンピュータ社の音楽ソフト“iTunes”に対応している。価格は何と1000ドル(約11万7000円)。
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| ちょっと成金趣味!? ちなみにボディは、光沢金(liquid gold)メッキ。陶器に金の模様を書いたりするのと同じ素材なので、「金といえば金」なのだそうだ |
WMAに対応したモトローラの携帯電話試作機
米モトローラは3GSMの会場で、音楽配信に関して、米マイクロソフト社との提携を発表した。マイクロソフトの著作権保護技術である“Windows Media Digital Rights Management”、音楽ファイルのフォーマットのWMAやWMA Pro、配信プロトコルMedia Transfer Protocol(MTP)などに対応した携帯電話機を2006年後半から発売するという。これらの携帯電話機を、USB 2.0ケーブルによって、Windowsのパソコンに接続すると、音楽データの同期が行なえる。また、Windows Media技術に対応した音楽配信サイトからパソコンにダウンロードした音楽ファイルを、携帯電話機に転送できる。
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| WMAに対応した試作機 |
800万画素クラスの“デジカメケータイ”
韓国サムスン電子社は、800万画素クラスのCCDセンサーを搭載した携帯電話機『SPH-V8200』を試作機として展示していた。データ伝送方式としては1900MHzの“CDMA2000 1x EV-DO”に対応し、800万画素クラスのデジタルカメラにより、最大で3296×2472ドットの静止画が撮影できるという。ただ、撮影のサンプルは確認できなかった。
 | 試作機の展示のみ |
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BenQモバイルの新製品
BenQモバイル社(BenQ Mobile GmbH ＆ Co)は、2005年10月に、独シーメンス社の携帯電話部門を、台湾のBenQ(明基電通)社が買収し、ドイツに設立した会社なのだが、今回は3つの新製品を発表した。
音楽プレーヤー機能を搭載した『EF51』は、WMA/MP3/AAC/AACplusに対応。フリップには、音楽プレーヤー機能の操作ボタンが付けられており、このフリップを開けるとテンキーが現れる。対応するネットワークはGSM(900/1800/1900MHz)。折り畳み時のサイズは、幅49×奥行き18×高さ89mmで、重さ95g。2006年第2四半期に欧州で発売予定。価格は200ユーロ(約2万8000円)程度という。
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| 音楽プレーヤーを搭載した『EF51』 |
W-CDMAに対応した『S81』は、厚さ13mmと胸ポケットに入るスリムなスタイルが特徴。デジタル10倍ズームに対応した130万画素クラスのデジタルカメラ機能を搭載している。対応するネットワークは、W-CDMA/GSM(900/1800/1900MHz)。サイズは、幅48×奥行き13×高さ109mm、重さ99g。2006年第2四半期に欧州で発売する予定だが、日本での予定はないという。価格は300ユーロ(約4万2000円)程度。
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| 厚さ13mmとスリムな『S81』 |
折り畳み式の『EF91』は、次世代無線通信方式のひとつである“HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)”に対応し、下りの最大速度は1.7Mbps。対応するネットワークはGSM(900/1800/1900MHz)。折り畳み時のサイズは、幅46.5×奥行き23.5×高さ92mm、重さ100g。2006年第2四半期に欧州で発売する予定で、価格は400ユーロ(約5万6000円)程度。
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| HSDPAに対応する『EF91』 |
