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富士通シーメンスコンピューターズ社 副会長の林さとる(日ヘンに堯)氏 |
ドイツの富士通シーメンスコンピューターズ(Fujitsu Siemens Computers)社は、3G通信サービス対応の携帯電話を搭載したハイエンドノートパソコン『LIFEBOOK Q2010』を発表した。LIFEBOOK Q2010は、性能だけではなく、高級感のあるデザインをパソコンに求めるビジネスマンなどをターゲットにした製品。本体にはマグネシウム、ヒンジ部分にチタン、そして背面部にはピアノラッカーが使用され高級感を出している。また、W-CDMA網とGSM網(800/900/1800MHz)に対応した携帯電話機能(SIMカードによる)を内蔵しており、データ通信が行なえるほか、Bluetooth対応のハンズフリーヘッドセットを用意すれば通話もできる。無線LAN(IEEE 802.11b/g)によるデータ通信やIP電話にも対応する。
同社副会長の林さとる(注:日ヘンに堯)氏はLIFEBOOK Q2010について、「高級感のあるパソコンを持ちたいというヨーロッパのビジネスマンや富裕層をターゲットにしている」と説明する。また、日本での発売も検討しているという。
仕様の詳細は一部未公表だが、CPUとして超低電圧版Intel Core Soloプロセッサーを、チップセットとしてインテルの945GMS、OSはWindows XP Professionalを搭載する。ディスプレーは、12.1インチのWXGA(1280×768ドット)液晶パネルを採用する。本体サイズは幅210×奥行き297×高さ20mmで、重さは約1kg。2006年第2四半期(4~6月)の発売を予定しており、価格は4000ユーロ(約56万円)。
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LIFEBOOK Q2010。ドッキングステーションに装着したところ |
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LIFEBOOK Q2010とドッキングステーション |
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LIFEBOOK Q2010のバッテリーを外したところに、携帯電話のSIMカードを挿入するためのスロットがある |