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松下とソニー、8cmDVDに記録するHDデジタルビデオカメラ規格“AVCHD”の基本仕様を策定

2006年05月11日 16時43分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)とソニー(株)は11日、8cmDVDディスクを利用してデジタルハイディフィニション(HD)映像の記録/再生を行なうHDデジタルビデオカメラ規格“AVCHD(エイブイシーエッチディー)”の基本仕様を策定したと発表した。

ロゴマーク
“AVCHD”規格のロゴマーク

“AVCHD”規格では、1080i方式や720p方式のHD信号を符号化技術を利用して圧縮し、8cmDVDディスクに記録するのが特徴。映像にはMPEG-4 AVC/H.264方式、音声にはドルビーデジタル(AC-3、64k~640kbps)方式またはリニアPCM方式(1.5Mbps/2チャンネル)を採用する。映像圧縮の輝度サンプリング周波数はHDで74.25M/55.7MHz、サンプリング構造は4:2:0。量子化ビット数は輝度/色差とも8bit。音声モードは、AC-3では1~5.1チャンネル、リニアPCMでは1~7.1チャンネルとなる。システムビットレートは最大18Mbps(MPEG-2トランスポートストリーム)。

両社は、今後、関連する業界に積極的に提案するための各種ライセンスに関する準備を開始するという。

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