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【CEATEC JAPAN 2006レポート Vol.9】パイオニア、“かわいい”鳥形の車載用ロボットを展示

2006年10月03日 20時28分更新

文● 編集部 広田稔

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“carrozzeria(カロッツェリア)”ブランドのカーナビゲーションで知られるパイオニア(株)のブースでは、プラズマテレビやBlu-rayディスクドライブなどに並んで、車関連の展示も充実していた。中でも注目なのは、参考出品されていた鳥形の車載用ロボットだ。

鳥ロボット
参考展示されていた、鳥形の車載用ロボット。説明員によれば、開発コードネームは特にないという

コンセプトは“運転を優しくする”というもの。ドライブレコーダーの技術を応用した製品で、顔部分に車載用のカメラを備えている。大きさはおよそ10cmほど。

ロボットはドライバーの挙動に反応するように設計されており、例えば、車に乗った際にドライバーの顔を認識して出迎えたり、荒い運転をすると下を向いてすねたりといったアクションをとる。

ドライブ中に観覧車などの風景を自動認識し、カメラで撮影する機能も搭載。撮影した画像は、台座部分にあるコンパクトフラッシュに記録されるため、自宅に持ち帰ってパソコンに転送することが可能だ。

内部構造 後ろ姿
内部構造を見せるための展示品。面と向かって見られると目のやり場に困るドライブ中は正面を向いている。後ろ姿も意外とかわいい
デモ風景
パネル
乗ったばかりのときはドライバーの方を向いている説明用のパネル
3Dフローティングビジョン
車載用ロボットのほか、パイオニア独自の裸眼立体システム“3Dフローティングビジョン”を採用したカーナビゲーションも参考展示。タッチパネルを指で操作して地図を動かすと、その地点にある建物が立体表示される

なお、CEATEC JAPAN 2006におけるパイオニアブースの展示情報は、専用サイトで閲覧できる。



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