磁界の変化で、伸び縮みする“超磁歪素子”(GMM)をご存じだろうか。TDK(株)ブースでは、このGMMをスピーカーの駆動に応用した展示が行なわれている。ブースで展示されていた応用例は、フォスター電機(株)が“FOSTEX”ブランドで販売しているコンパクトスピーカー『FOSTEX“エア”GY-1 』、TDKが開発したアクリル板使用の2.1chスピーカー、フレェイ(株)(FREY)社の骨伝導式ヘッドホン“フィルチューン”など。
最近では、手ぶれ補正ジャイロや、アクチュエーター用にセラミックスや水晶などを利用したピエゾ(圧電)素子が幅広く用いられているが、GMMはそれよりも強い駆動力を得ることが可能。逆に、利用する電力が大きくなる点や、電極を直接素子につけられないため、大きくなってしまう点がデメリット。技術開発自体は、かなり前から行なわれてきたが、この技術を応用した製品が世の中でも増え始めている状況だという。
(編集部 小林久)