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ACCSとJASRAC、ファイル交換ソフト『Winny』の被害相当額は約100億円と推定

2006年11月28日 19時04分更新

文● 編集部

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(社)コンピュータソフトウェア著作権協会と(社)日本音楽著作権協会は28日、ファイル交換ソフト『Winny』経由で流通している音楽ファイル/コンピューターソフトなどについての実態調査を実施したと発表した。それによると、金額ベースの試算で、音楽ファイルが4億4000万円、コンピューターソフトなどが95億円、合計で約100億円相当に達すると発表した。

実態調査は、10月10日の18時から24時までの6時間実施され、その結果少なくとも21万ユーザーのコンピューターでWinnyが利用されていることを確認したという。内訳は、音楽ファイルが約61万ファイル、ビジネスソフトが約61万タイトル、ゲームソフトが約117万タイトル、アニメーションが約18万タイトル、コミックが約159万タイトルなど。

今回の調査結果をもとに両協会は、(財)日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan)の協力を得て、Winnyを利用しているユーザーが加入しているプロバイダーを通じて、電子メールやウェブサイトを使ってユーザーに対し注意喚起活動を行なうとしている。

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