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【Macworld 2007 Vol.7】iPhoneの実機は「触っていて気持ちがいい」

2007年01月11日 13時07分更新

文● 編集部 広田稔

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Macworld Expoにて、米アップル社から発表された携帯電話機『iPhone』。アップルが「携帯電話を再定義」と気を吐くだけあって、かなり見所満載の製品となっている。iPhoneはまだ発表されただけで、一般ユーザーはMacworld Expoのアップルブースを訪れても試せない。

アップルファンの中には、実際の使い勝手が気になる人も多いだろう。実は日本のプレス関係者の中には、幸運にもアップルのインタビュー時、実機を手に取れたメンバーがいた。この実機は最終的な製品と挙動が異なるであろうが、現時点におけるインプレッションをインタビューしてみた。

iPhone
アップルブースにケースに入れられて展示されていた『iPhone』

実機を触ったというアスキー社員によれば、「ウィジェットの起動や切り替え、写真の読み込み、本体を横方向に変えた際の表示切り替えなど、動作は全般的に早かった」とのこと。基調講演のスクリーンで見た動きと変わらない速度だったと言う。

また、「メニューのスクロールや画面の拡大/縮小といったアニメーションが慣性を持っているので、触っていて気持ちがいい」と、使い勝手のよさが印象に残ったようだ。

ただし、ディスプレーに表示するキーボードに関しては、「押しにくい。ある程度は慣れでカバーできるけど、タッチタイピングは無理。そういえばジョブズが使っているときも間違えていた」と、やや使いにくそう。

『Google Maps』では、本体を横方向に傾けても表示が切り替わらなかったという。iPhoneに含まれるすべてのソフトが横表示に対応しているとは限らないようだ。

ちなみに「電話として使える?」という質問に対しては「手に持った印象はWindowsモバイルのようで、電話という意識は全然持てない」とキッパリ。「本体が傷つきやすそうなので、コンクリとかに落としたら大変かも」と語っていた。

さらにiPhoneを触った別のプレスは「クリエのPEG-TH55よりちょっと大きいサイズ。操作のほとんどにタッチパネルを使うぶん、ホームボタンは余計に押し込む感じがする」とコメントしてくれた。



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