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【一足先に目撃】特別編―VAIO HS/VAIO W/VAIOノートGRを一挙に大確認

2003年01月21日 23時40分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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SONY Flash on ASCII
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“製品レビュー”ならびに各雑誌にて掲載予定の話題の新製品を、ASCII24編集部が入手した直後に各部の写真で一足先にレポートする『写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】』。前回のバイオノート505に続いて、16日に発表されたソニーの新製品(デスクトップ/ノート)の中から、無線LAN機能内蔵のスリムデスクトップ『PCV-HS』(バイオHS)とNetMDに対応した液晶一体型『PCV-W』(バイオW)、さらにA4サイズのバイオノート『PCG-GRS』のファーストルックをお届けしよう。



DVD-RWドライブと無線LANアクセスポイント機能を備えた
『PCV-HS31L5』

PCV-HS31L5
ライトグレーのバイオHSは、新たにラインナップに加わった実売20万円弱のエントリーモデルで、特にCeleron-2.0GHzにメモリー256MB、HDD 120GBを搭載した写真の『PCV-HS31L5』はソニーの通販サイト“ソニースタイル”オリジナルモデル。付属の液晶ディスプレーからスピーカーやCMOSカメラが省略されているが、その分価格が低く抑えられている。


前面閉じ 前面開き
前面パネルを閉じた状態開いた状態
HSシリーズには、従来から前面カバーが用意されている。メールやウェブブラウズなどの一般的なパソコンの利用シーンでは、これらのドライブ/スロット類にアクセスする機会がさほど多くはないので、閉めたままでも問題ない。電源ボタンは“SONY”ロゴの右にある縦長のバー
背面背面には、普段つなぎっぱなしで使う各種端子がズラリと並ぶ。本体サイズは幅が10.8cm、奥行き40.8cmで、机の上においてもさほど邪魔にはならない


底面カバー 内部
底面カバーを外したところ底面から中を覗く
メモリーの増設やPCIカードの抜き差しは底面カバーを外すだけ。コンパクトな本体ながらアクセス性は良好。ちなみに、無線LAN機能を内蔵するバイオHSは、このHS31と最上位機種のHS91の2モデルのみ。無線LANアクセスポイント機能はPC本体とは別に電源を供給しており、パソコン(Windows)を終了した状態でも無線LAN機能のみ利用可能となっている
リモコン付属のリモコン。パソコンとTVをこれ1台で操作できるほか、リモコンの対応するバイオシリーズを3台まで切り替えて操作できる(緑の電源ボタンの下に、リモコンコードを切り替えるスイッチがある)


液晶一体型ブームの火付け役が音楽にも目覚めた
『PCV-W120(L)』

キーボード開き キーボード閉じ
キーボードを開いたところキーボードを閉じたところ
前面(キーボード開き) 前面(キーボード閉じ)
正面から見てキーボードを開いたところキーボードを閉じてしまうと、闇に溶け込みそう。夜の部屋に置いても存在を主張しない
今回のバイオWは明るいの“ムーンホワイト”とダーク系の“コスモブルー”(写真)の2色が用意されている。名前のとおり、いずれも夜空をコンセプトにしたものだという。液晶ディスプレー脇とキーボードの裏側はツヤのある表面仕上げになっており、ひんやりした冬の夜空を思い起こさせる
左側面 右側面
左側面右側面
主なスロット/インターフェース類は右側面に、新たに搭載したNetMD対応MDスロットは左側面に用意されている。細かいことだが、メディアの出し入れがある光ドライブやMDスロットは、より前面からアクセスしやすい液晶パネル側に、基本的に設置時にケーブルをつないだら差しっぱなしのコネクター類は後ろに隠れるよう本体後部に、それぞれレイアウトされている
MDスロット
NetMD対応MDスロットとメモリースティックスロット。MDスロットの手前にあるつまみは、液晶の輝度(上)とスピーカーのボリューム(下)の調整を行なう


MOBILITY RADEONとDVD-RWで武装強化したA4ノートのエントリーモデル
『PCG-GRS55/B』

PCG-GRS55/B
GRシリーズはすべてDVD-RWドライブを標準搭載になったが、写真の『PCG-GRS55/B』は実売20万円前後と、最も入手しやすいバイオノートGR
左側面 背面 右側面
左側面中央右側面
右側面手前(右)に光メディアドライブ、奥にPCカードスロットとメモリースティックスロット、i.LINK端子、左側面(左)にはバッテリーとHDD、背面(中央)のカバーの内側に外部RGBとパラレルポート、USB、モデム、LANなどの各種ポートが並ぶ配列は歴代のバイオノートGRと共通。フットプリントは幅32.7×奥行き27.16cm、厚みは4.16cmで重量は3.4kg。男性なら片手でつかんで持ち歩けるが、女性には少々ツライか
キーボード
大きなEnterキーと等幅のアルファベット、さらに一番右端の一列にHome/PageUp/PageDown/Endの4キーを備えたキーボード。Enterキーが右端じゃないと、というこだわりの向きも少なからずいるが、文章入力などでHome(行頭)/End(行末)などを頻繁に使う場合には、Fn+矢印キーよりも独立したキーで用意されているほうが便利だ。Enterキーも十分大きいので、慣れれば押し間違えることはないだろう

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