Windows Vistaのインストールは、DVD-ROMから起動してインストールを行なう場合でも最初からGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)上で操作できるようになり、文字ベースの画面からインストールが始まるWindows XPの時よりも、分かりやすくなっている。インストール作業の流れ自体は、XPとほぼ同じだ。なお、Windows上からインストールすると、インストール初期段階で“互換性をオンラインで確認する”という項目が出てくる。あらかじめ問題が判明しているものに限るが、パソコン内のハード/ソフトに、Vistaへアップグレードする際に問題が生じないかどうかを、事前に確認できる。
インストールの際には、インストールの種類(新規か既存OSのアップグレードか)を選択する。新規、いわゆるクリーンインストールの際は“カスタム”を選ぶ。DVD-ROMから起動してインストールする場合や、OSの組み合わせによってアップグレードが不可能な場合(例:XP ProfessionalからVista Home Premium、あるいはXP Media Center EditionからVista Businessは不可)は、アップグレードが選択できなくなっている。
インストール時に表示される設定画面では、それぞれの項目に対する詳しい説明が表示されるようになり、初心者でも迷いにくくなっている。例えば、以下はネットワークの設定を行なう画面だが、XPの文字ばかりの画面(左)と異なり、“パソコンの置かれた場所”を分かりやすいアイコンと説明、レイアウトで示して、そこから任意のものを選ぶ形式となっている(右)。
2006-11-02
米マイクロソフト社が開発中の、次世代Windows『Windows Vista』は、ほぼ5年ぶりの新OSとなるだけに、各機能からユーザーインターフェースに至るまで、変わっていないところがないというくらい大きな変化を見せている。そこでこの連載では、VistaとWindows XPでは何が変わったのかを、特にユーザーの目に見える部分を中心にコンパクトな紹介と解説を行なう。