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【ここが変わったWindows Vista 100連発! Vol.19】格段に美しくなった日本語フォント“メイリオ”


2006年12月20日
XP時代の“MS Pゴシック”で表示したウェブページ(左)と、Vistaの新フォント“メイリオ”でClearTypeを有効にした状態での表示(右)。文字間隔や行間隔が変わり、読みやすさも向上した

Windows Vistaでは、最新の漢字字体規格“JIS X 0213:2004”(以下JIS2004)に対応した日本語フォントを搭載している。字体については、JIS2004で定義された“表外漢字字体表”の“印刷標準字体”を採用。これにより新人名用漢字のすべての漢字が表示できるようになった。

JIS2004で例示字形の変更を行った文字の例(経済産業省発表“JIS漢字コード表の改正について”より引用)
JIS2004で例示字形の変更を行った文字の例(経済産業省発表“JIS漢字コード表の改正について”より引用)
略字体を正式表記に採用している“奈良県葛城市”などは、JIS2004対応フォントでは字体が変わってしまう。上がXPのMSゴシックで表示した正式表記で、下がVistaのメイリオ

また、字形のジャギーを抑えてきれいに表示する技術“ClearType”に対応した和文フォント“メイリオ”が登場した点も見逃せない。Windows XPで搭載されたClearTypeの機能は、今までは欧文フォントだけしか利用できなかった。

メイリオはJIS2004に対応するのはもちろん、サンセリフ系(角ゴシック)フォントの採用により、ClearTypeと併用した場合、液晶画面上での読みやすさが格段に向上している。和欧文字間の比較サイズ、黒み、並び具合、字間スペースなどを調整し、横組みの文章を画面上でも読みやすくしているのだ。

なお、メイリオはVista専用のフォントだが、JIS2004対応のMSゴシック3書体、MS明朝2書体は、XP向けにもリリースされる予定である。

VistaのInternet Explorer 7でメイリオによる表示を行なうには、“インターネットオプション”→“全般”タブから“フォント”ボタンを押して変更する
VistaのInternet Explorer 7でメイリオによる表示を行なうには、“インターネットオプション”→“全般”タブから“フォント”ボタンを押して変更する

(柳谷智宣 アバンギャルド)


【特集】ここが変わったWindows Vista 100連発!

2006-11-02

米マイクロソフト社が開発中の、次世代Windows『Windows Vista』は、ほぼ5年ぶりの新OSとなるだけに、各機能からユーザーインターフェースに至るまで、変わっていないところがないというくらい大きな変化を見せている。そこでこの連載では、VistaとWindows XPでは何が変わったのかを、特にユーザーの目に見える部分を中心にコンパクトな紹介と解説を行なう。



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