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【今週の特集】緊急特集!! “Big Blue”の霹靂、米IBMのパソコン事業を中国の聯想集団有限公司(Lenovo)が買収、新会社を設立
2004年12月11日
日本IBM広報を直撃!! どうなる? どうする? “ボクらのThinkPad”
【今週の特集】は、今週IT関係者のみならず、パソコンファン全般に大きな衝撃が走った、“IBMショック”――米IBMのパソコン事業を中国の聯想集団有限公司(Lenovo)が買収したニュースについて特集する。
パソコン自体の普及が進んだこと、価格競争が激しく利益が上がりにくいこと、直販系メーカーの台頭など、理由がさまざま報道されているが、ASCII24読者が何よりショックを受けたのは、“ThinkPadブランド”がなくなってしまうのではないか、現在使用しているThinkPadのサポートが受けられなくなるのか? 何より、日本市場向けに開発されているという“ThinkPad Xシリーズ”の血脈が途絶えてしまうのではないか!? ということだろう。そうした心配・懸念を日本アイ・ビー・エム(株)の広報担当者に一問一答形式でぶつけてみた。
今週のアンケートにご協力ください!
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今週のプレゼントは、プレゼントはエンターブレインの最新ゲーム誌『ファミ通PSP』(3名様)、および図書券(10名様、1000円相当)です |
ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく「今週のアンケート」を実施しています。今週は米IBM社のパソコン事業売却についてお尋ねします。
アンケートのご協力いただいた方に、今週は(株)エンターブレインから今月10日に発売された最新ゲーム誌『ファミ通PSP』を3名様、または図書券(10名様、1000円相当)をプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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「ThinkPadブランドはなくなりません」
「大和研究所もラーレイの開発チームも
新会社に統合されます」
発表から間もないこともあり、「詳細が未定な部分もある」とのことだが、まずは読者が気になるであろうポイントについて、日本IBMの広報に編集部が直撃した。
[ASCII24] ThinkPad(ThinkCentre)ブランドは、新会社設立後どうなるのでしょうか?
[日本IBM] ThinkPad、ThinkCentreのブランド名はそのまま継承されます
[ASCII24] では、ThinkPadシリーズなどの国内/海外でのユーザーサポートはどうなるのでしょうか?
[日本IBM] IBMから購入された、すでにお持ちのIBM PCに対するサービス/サポート/保証については一切変更ありません。また、今回の統合が完了するまでの期間にIBMから購入される“IBM PC”につきましても、サービス/サポート/保証について一切変更はありません
[ASCII24] 大和研究所で開発されている、いわゆる日本独自の製品(ThinkPad X40など)は今後どうなるのでしょうか?
[日本IBM] 今後18ヵ月間は予定されている製品ロードマップに変更はありません。神奈川県・大和のIBM PCの研究開発部隊や米国・ラーレイ(Raleigh、ノースカロライナ州)のデザイン・センターは新会社に統合されます。その結果、これまでに実績のあるノートブックやデスクトップのデザインや開発力が新会社でも発揮されます
[ASCII24] ThinkPad独自の技術やハードウェア、例えば緊急時の復旧・起動に利用する“Access IBMボタン”、落下などの衝撃をサポートする“HDDアクティブプロテクション”なども継承されるのですか?
[日本IBM] 今後18ヵ月間は予定されている製品ロードマップに変更はありません
[ASCII24] ThinkPadシリーズ独自のユーティリティーソフトについては?
[日本IBM] 今後18ヵ月間は予定されている製品ロードマップに変更はありません
[ASCII24] PCリサイクル事業など、パソコン関連の周辺事業はどうなるのでしょうか?
[日本IBM] 変更ありません
[ASCII24] 今回のパソコン事業売却によって、御社の“ThinkVantage”コンセプトに変更はあるのでしょうか?
[日本IBM] 変更ありません
[ASCII24] ThinkPadシリーズには熱狂的なファンが数多いと思いますが、一言いただけないでしょうか
[日本IBM] 新会社の設立は、私どもの“PCビジネス”を新たな基盤に移し、お客様により良い製品、サービスをご提供していくために必須の事業変革と考えています。統合完了後も、新会社とIBMは緊密な連携により、お客様に業界で最高の価値を持ったPC製品とサービスを引き続き提供していきます
現時点では、ThinkPad/ThinkCentreシリーズが今後すぐに販売終了するといったことはなく、サポート・サービスについても継続して受けられること。ポインティングデバイス“TrackPoint”やAccess IBM、HDDアクティブプロテクションといった、IBMが独自に開発・実装してきた技術についても、当面は引き続き継承されること、などがわかった。また、売却されるのは、あくまでもパソコン事業(個人/企業向け)であり、サーバー部門については引き続きIBMが運営していく。2005年第2四半期に完了する予定とされる、両社間の買収、新会社設立に向けて動き出すことで、同社の方向性が具体的になっていくだろう。
次ページからは、パソコンの歴史に転換点を示してきたIBMのパソコンについて“ASCII24で振り返る20世紀のThinkPadシリーズ”を振り返るとともに、アスキー社内で古くからパソコンを評価してきた面々に、IBM製パソコンにまつわる思い出と今回の報道に対する意見・感想をまとめてお届けする。
ちなみに、IBMが最初に“ThinkPad”のブランドとして世に出たのは1992年10月の『ThinkPad 700C』(日本では『PS/55note C23V/C52 486SLC』)だが、ASCII24においては1997年11月の『ThinkPad 560X』が初登場となる。当時のCPUはMMX Pentium-233MHz/200MHz、メモリーは32MB(最大96MB)、HDDは4.0もしくは2.1GBで、12.1インチSVGA表示の液晶ディスプレーを搭載したA4ノートパソコンとある。OSはWindos 95がプレインストールされていた。価格は35万8000円(税別)〜56万8000円(税別)。
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