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【今週の特集】64bitにマルチコア、激変する最新CPU事情!


2005年3月19日

アンケート結果から見る、読者のCPU事情と将来のCPUへの期待

CPUの世界に久しぶりの大激震が起ころうとしている。それが“マルチコアCPU”だ。3月第3週の【今週の特集】は、“最新CPU事情”を特集する。ここ最近のCPUにまつわるニュースを元に、現在〜2007年のCPU事情を紐解いてみよう。次のCPUの買い時が分かるかも!?



今週のアンケートにご協力ください!
今週のプレゼント
今週のプレゼントは、(株)ジャストシステムのメールソフト『Shuriken Pro4』を3名様、および図書券(10名様、1000円相当)です

ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく「今週のアンケート」を実施しています。今週はセキュリティーについてお尋ねします。

アンケートのご協力いただいた方に、今週は(株)ジャストシステムのメールソフト『Shuriken Pro4』を3名様、および図書券(10名様、1000円相当)をプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。




アンケート結果発表!!

それでは“第216回 CPUについて”のアンケート結果から、回答者が今どのようなCPUを使い、どう感じているのかについて見てみよう。最初の設問では、回答者が使用しているパソコンのCPUの種類についての質問であったが、なんとPentium 4(HT対応含む)が50%にも達した。2位がCeleronシリーズで3位がPentium IIIと、インテル勢の強さが歴然としている。一方で米エイ・エム・ディ社(AMD)のCPUは、Athlon XPが約22%(第4位)、Athlon 64が約11%と思いのほか振るわない。別の設問で自作パソコンの割合をたずねたところ、約64%が“(所有パソコンのうち最も高速なものは)自作である”と回答しているので、自作派には人気と言われるAthlon勢の割合はもっと高いかと予想していたが、やや意外な結果だった。ちなみにクロック周波数は、“2〜2.5GHz未満”と“3〜3.5GHz未満”が拮抗しており、全体では35%以上の回答者が2GHz帯のCPUを使用している。またCPU(または搭載パソコン)の購入時期についてたずねた設問では、“2年以内”が約31%、“1年以内”が約26%にのぼった。対して“3年以内”との回答は約14%と大きく落ち込んでいる。ちょうど2年前と言えば、2GHz帯のHT対応Pentium 4が実売価格で3万円以下に落ち着いていた頃であり、チップセットも2004年まで主流だった“Intel 865”シリーズが登場して、自作市場を席巻していた時期に当たる。この時期に自分のパソコンを“HT対応Pentium 4&Intel 865”に更新した方も多かったのではなかろうか。

回答者がCPU選択の際に重視する点は、価格が第1位(74.7%)で処理性能が第2位(67.6%)となった。2つまでの複数回答であったため、この両者を選択した方が多かったと思われる。意外に多かったのが“発熱量”を基準に選ぶという回答(17.4%)。残念ながらノートかデスクトップかの設問がなかったので、どういったプラットフォームを想定しての回答かは分からないのだが、パソコンの静音化のために発熱量の少ないCPUを選ぶというのも、珍しくない選択となっているのかもしれない。

パソコンを購入したり、自作パソコン用のCPUを購入する際に、重視する選択の基準はなんでしょうか。(2つまで回答可能)
パソコンを購入したり、自作パソコン用のCPUを購入する際に、重視する選択の基準はなんでしょうか。(2つまで回答可能)

インテルCPUの“プロセッサーナンバー”や、AMD CPUの“モデルナンバー”についての回答者の意見を聞いた設問では、これらのナンバーに対してネガティブな意見が多く見られた。なかでも最も多かった回答が“メーカーや種類の異なるCPU同士の性能差がわかりにくい”(約43%)。また“具体的な性能差を示す数字ではないのでわかりにくい”(約31%)という回答も3番目に多い。“性能差が分かりやすい”とした回答は4%にも満たなかった。クロック周波数が正しい性能指標とは言えなくなっているのは確かだが、これらのナンバーは、メーカーや種類の異なるCPUの性能比較がまったくできないという大きな欠点がある。消費者の間には性能比較ができる分かりやすい指標を希望する意見が根強いことが裏付けられた。

最近のインテルやAMDのCPUでは、クロック周波数をCPUに記述するのをやめて、“プロセッサーナンバー”や“モデルナンバー”といった型番を性能の指標としています。これについてはどのようにお考えでしょうか。(2つまで回答可能)
最近のインテルやAMDのCPUでは、クロック周波数をCPUに記述するのをやめて、“プロセッサーナンバー”や“モデルナンバー”といった型番を性能の指標としています。これについてはどのようにお考えでしょうか。(2つまで回答可能)

64bit拡張技術対応のCPUについての意見を求めた設問では、80%以上の回答者が“興味あり”と回答している。ただし導入に対して積極的な回答者は約20%程度で、“価格次第”や“対応OSが登場すれば”など、興味はあるが当面は様子見という回答者が多い。

インテルが発表した“Pentium D”や、AMDが2005年後半に予定している“デュアルコアAthlon 64”などのデュアルコアCPUについての設問でも、80%以上が“興味あり”と回答している。“早く購入したい”という積極導入派が少なく(約3%)、“価格や性能次第では購入してもよい”(計約52%)という回答者が多いのも同様だ。興味深いのは、“クロック周波数が高いシングルコアのCPUと、クロック周波数は低いがデュアルコアのCPUが同じ価格帯であったらどちらを選ぶか”という設問の答えだ。アプリケーション性能やベンチマークテストのパフォーマンス次第という回答が多いのはもっともだが、同価格なら“デュアルコアのCPU”を選ぶという回答も、“パフォーマンス次第”に匹敵するほど多かった(20〜24%)。今までにないCPUであるデュアルコアCPUに強い興味を持つ回答者が多いのはもちろんとして、現在のCPUの、特にクロック周波数面での性能に満足している回答者が多いという傾向の裏返しとも言えそうだ。

クロック周波数が高いシングルコアのCPUと、クロック周波数は低いがデュアルコアのCPUが同じ価格帯であった場合、どちらを選びますか
クロック周波数が高いシングルコアのCPUと、クロック周波数は低いがデュアルコアのCPUが同じ価格帯であった場合、どちらを選びますか

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