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【今週の特集】ホントは新しくない!? アンケートとニュースでWeb 2.0完全理解
2006年6月24日
Web 2.0って古いの? 新しいの?
W杯もトーナメントに移行して、いよいよクライマックスに近づいてきました。日本が進出できなかったのは残念ですが、世界一流のプレイが毎日毎晩楽しめる、そんな6月最後の【今週の特集】では、IT業界でもてはやされているキーワード“Web 2.0”について改めて振り返ってみます。Web 2.0を私たちはどのように捉え、どのように理解すればいいのか。単なる技術の集合体ではなくサービスや製品開発の“姿勢”として理解・実践している企業のニュースや、ASCII24読者へのアンケートを交えて特集します。
今週のアンケートにご協力ください!
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今週のプレゼントは、イーレッツ(株)のLANテスター『UNITED』を2名様、、および記念品(10名様、1000円相当)です |
ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく【今週のアンケート】を実施しています。今週は“2006年上半期の重大ニュースについて”お尋ねします。アンケートのご協力いただいた方に、イーレッツ(株)のLANテスター『UNITED』を2名様、および記念品(10名様、1000円相当)をプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
アンケートはこちらです。
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Web 2.0の理解度は全体の1/3強、
言葉としては知っていても、その正体は……?
6月17日から23日まで実施したASCII24読者アンケートで、Web 2.0とそれに代表される要素技術(サービス)である“RSS”“ブログ”“SNS(ソーシャルネットワーク)”について、利用動向や認知度などを聞いてみた。RSS/ブログ/SNSについては、半年前の2005年12月にも同様の質問をしているが、Web 2.0について正面からアンケートを採ったのは今回は初となる。
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Q:“Web 2.0”について知人から尋ねられたときに、それを正しく説明できますか? |
Web 2.0について聞かれたときに、“自身を持って答えられる”と回答した人は8.4%、“およそのことは答えられる”と回答した人は26.7%で、調べずに自分の言葉で説明できる=およそ理解しているという回答は合計35.1%となった。いまやIT関連のメディアだけでなく一般誌/新聞/TVなどでも使われる言葉としてはまだまだ高い数字とは言えないが、それだけ実体がわかりにくいということが言えそうだ。
Web 2.0に関する自由回答(設問は“Web 2.0的サービスを提供している企業、Web 2.0的製品開発を行なっているメーカーとしてどこが思いつきますか?”)を見ると、「Web 2.0という言葉が嫌い」「Web 2.0の定義が曖昧」「特に画期的な新技術があるわけでもないのに2.0と呼ぶのかわからない」などの指摘が散見された。確かにWeb 2.0を技術の総称として捉えると、ここの技術は決して新しいものばかりではなく、昔からある技術・サービスを焼き直ししたもののように見える。
確かに今、“Web 2.0的な企業”ともてはやされている各社の活動内容を見ると、決して画期的な新技術や新製品・新サービスを開発したところばかりではない。そうした企業が評価されている裏付けは、開発に当たる姿勢・思想が評価されているのだ。従来の開発手順は、開発者/グループの中の閉じた世界の中で、独自性・独創性や利益性ばかりが重視されてきた傾向がある。それに対してWeb 2.0的手法とは、まず開発者自身がユーザーの立場になって商品やサービスを見つめ直し、理想となる商品やサービス像(ゴール)を描く。次にその理想像を実際のユーザーや開発者同士が共有してブラッシュアップを図りながら、既存技術が流用(マッシュアップ)できないか、新技術の開発が必要かを判断し、少しずつ理想像に近づけていく。その過程では、開発者だけでなくユーザー(時には他企業など)からの意見や時流の変化に応じてゴールを改良・変更していくことも少なくないが、“ユーザーにとっての理想”という軸はぶらさない。こうした柔軟な開発姿勢が、Web 2.0は“永遠のβ版”たるゆえんでもある。
もちろん、従来の手法がすべて古くて意味がないと断じているわけではない。ただ、IT業界のように特に変化がめまぐるしい世界では、開発者が描いた理想が製品・サービス化される前に陳腐化してしまうケースも決して珍しくない。そのとき、いかに的確に対応できるか。既存の(陳腐な)技術でも他社に先んじられた技術でも、新たな理想(あるべき姿)に近づけるためには積極的に取り入れていく柔軟性こそが、今のIT業界に求められる姿勢であり、Web 2.0の実体だと言える。
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Q:Web 2.0的手法について、どのように捉えていますか? 例えばご自身の仕事にWeb 2.0的手法を取り入れることになった場合でお選びください。 |
実際、読者にWeb 2.0的手法について、自分の仕事に反映できるかどうか聞いてみたところ、“必要だし正しい手法だと思う”と全面的に受け入れる姿勢を見せた方は5.9%に止まり、“正しい方向の進化だが、一部には不要”と答えた方も22.9%で、好意的に受け止めている方は合計28.8%と1/3にも満たなかった。ただし、まだ“わからない”と答えた方も44.3%おり、こうした方々にWeb 2.0の正しい理解が普及することで割合が大きく変わってきそうだ。
ちなみに、“Web 2.0的サービスを提供する企業、Web 2.0的製品開発を行なうメーカーはどこが思いつきますか?”という質問似に対しては、“Google”が最も多く、次いで“はてな”“Yahoo!”“Amazon.com”“mixi”そして“Microsoft”という声が多かった。
次ページでは引き続き、Web 2.0的サービスとして代表的なRSS/ブログ/SNSの認知度や利用状況、および最近のWeb 2.0的企業の関連ニュースをまとめて紹介する。
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