特集 / 今週の特集
【今週の特集】今や手ぶれ補正だけじゃない!? 夏のコンパクトデジタルカメラを総まくり!
2006年8月12日
ASCII24読者が使うデジタルカメラの実態とは?
今年の甲子園は好天に恵まれて順調に試合を消化し、一球一打に笑い涙する高校生たちの姿が、いかにも日本の夏を演出してくれる。そんな8月第2週の【今週の特集】では、各社から一斉に発表されたコンパクトデジタルカメラについて、まとめて紹介します。
今週のアンケートにご協力ください!
 |

今週のプレゼントは、プリンストンテクノロジーのビデオトランスミッター『PCK-UAV』を1名様、および記念品(10名様、1000円相当)です |
ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく【今週のアンケート】を実施しています。今週は“WWDC&新Macintoshについて”お尋ねします。アンケートのご協力いただいた方に、プリンストンテクノロジーのビデオトランスミッター『PCK-UAV』を1名様、および記念品(10名様、1000円相当)をプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
アンケートはこちらです。
なお、お盆を挟むため次回の【今週の特集】は8月26日に掲載します。あらかじめご了承ください。
|
高倍率ズームカメラ利用率は約33%、
光学式手ぶれ補正は24.6%、買い換え需要は今後もあり
今月5日〜11日まで募集した【今週のアンケート】の調査結果から、ASCII24読者のデジタルカメラ事情を確認していこう。
 |
現在お使いのデジタルカメラについてお尋ねします。お使いのカメラに次の機能が搭載されていますか?<複数選択> |
ここ最近の一眼レフタイプ以外のデジタルカメラをまとめると、小型軽量で携帯性に特化した“コンパクト機”と、光学4倍以上の高倍率ズームや手ぶれ補正、高感度撮影などを持つ“高機能機”、および生活防水や水中撮影機能を持つ“特殊用途対応機”に分類できる。特に注目を集めているのが高機能機で、数回行なっているアンケートでも、光学高倍率ズームと手ぶれ補正は、「次に買うデジタルカメラで必ず欲しい機能」の筆頭に上がる。
今回のアンケートで、実際にどの程度そうした高機能機を使っているのか聞いてみたところ、光学4倍以上の高倍率ズームは20.3%、光学10倍以上の超高倍率ズームも12.9%と予想以上にユーザーが多いことが分かった。光学式手ぶれ補正も24.6%と、デジタルカメラユーザーのほぼ4人に1人と普及度が上がっていることがわかる。一方で、生活防水や水中撮影対応の本格防水、無線LAN機能やGPSなど、デジタルカメラとしてはやや特殊な機能については、まだまだ需要が少ない(ユーザー自身が使うシーンを想定できない)ためか、浸透していないようだ。
なお、選択肢以外の特徴として自由記述で求めたところ、“24〜28mm”の広角(ワイド)撮影を挙げる声が目立った。広角側に強いカメラとしては、松下電器産業の“LUMIX(ルミックス)”シリーズの一部機種、およびリコーの“Caplio(キャプリオ)”シリーズなどが挙げられるが、まだ多くはない。しかし、ユーザーにはカラオケボックスのような狭い場所でも多人数並んだ写真が撮れる、という“分かりやすいメリット”からユーザーには受け入れられているようだ。
 |

現在のズーム倍率に満足されていますか? |
次に、そうした機能を使って満足しているかどうか聞いてみた。ズーム倍率については33.8%が満足とのことだ、先の質問で合計33.2%が4倍以上の高倍率ズームを使っていると答えていることから、一般的な3倍ズームで満足と答えている方はさほど多くないと思われる。
 |

手ぶれ補正機能についてはいかがですか? |
手ぶれ補正機能については、使っている方が約25%と少ないため回答は割れているが、光学式手ぶれ補正に満足している方は約半数で、同じ割合で“高感度撮影可能な光学式手ぶれ補正付き”に買い換えたいと答えている方がいる。実際、暗い場所や夜間の撮影では手ぶれ補正が付いていてもシャッター速度は遅くなってしまう。シャッター速度を上げるには(ISO 800以上の)高感度撮影機能が求められるため、こうした需要が出てきたのだろう。
 |

シーンモードについてはいかがですか? |
一般ユーザー向けにシーンモードを多数搭載する、という傾向は今も続いているが、果たしてユーザーはそれを使いこなしているのだろうか。と疑問に感じて聞いたのが次の設問だ。シーンモードを増やしてほしいという声は9.9%、現在のシーンモードで満足という方は25.1%で、合計35%がシーンモードに肯定的な意見のようだ。一方、マニュアル撮影機能が充実したカメラに買い換えたい(13.4%)、そもそもシーンモードを(あまり)使っていない(32.3%)で、合計45.7%がシーンモードにはあまり期待していないことがわかった。
ただ、銀塩カメラに慣れている方や、絞りやシャッター速度の効果を熟知している(撮影する前に結果をイメージできる)方でないと、マニュアル撮影では期待した撮影結果が得られないことも多い。多すぎるシーンモードから撮影状況に合わせて最適なものを選択するのは確かに面倒で、「いまだ」と思った瞬間にすぐシャッターを切りたいというケースも多いだろうが、慣れるまではなるべくシーンモードを使って、画面に表示される説明書きを読み、効果を知るというのがカメラ上達の近道だ。
 |

動画撮影機能についてはいかがですか? |
シーンモード以上に使わないという人が多かった(44.5%)のが、動画撮影機能だった。ただこれは意見が二分されており、普段から動画も撮影するという人は“より高画質・高音質で撮れるカメラに買い換えたい”(14.5%)、“HD画質で撮れるカメラに買い換えたい”(7.6%)、“現在の動画撮影機能で満足”(13.9%)と、動画撮影に肯定的な意見も合計36%に上る。三洋電機の“Xacti(ザクティ)”シリーズを始め、動画撮影に特化した製品のニーズも、引き続きありそうだ。
 |
次に買いたいデジタルカメラを買うとしたら、どの機能が欲しいですか? 特に優先したい機能を5つまでお選びください |
と、ここまで手元のデジタルカメラへの満足度を踏まえて、次に買うデジタルカメラに求める機能を5つまで選んでもらったのが上の結果だ。やはり“光学式手ぶれ補正”が65.1%のトップだが、次にこれも手ぶれ補正に関係する“感度やシャッター速度向上”が47.5%が続く。さらに“光学10倍以上の超高倍率ズーム”(31.8%)に続いて“生活防水”が30.2%と多かったのは、やはり夏で海や水辺にカメラを持ち出す機会が多いからだろうか。また、こちらでも自由記述では広角28mmのワイド撮影機能が多かったほか、単3電池駆動を上げる声も多かった。
 |

近々、デジタルカメラを購入する予定がありますか? |
 |

買い換えるとしたら、予算はいくらぐらいを想定していますか? 交換レンズ/アダプターレンズなどを同時に買う場合には、周辺機器を含めた予算でお選びください |
最後にASCII24読者のデジタルカメラ買い換え意向について聞いてみた。選択肢の中に“買い換えるつもりはない”というものを用意しなかったので、絶対買い換えない方の数は不明だが、とはいえ買い換え意向は低くないということが見て取れる。
さらに、購入予算も3〜4万円が33.3%、5〜6万円が24.9%、さらに10万円程度という方も11.7%おり、低価格化が進んだとはいえ安いだけのものよりは手ぶれ補正や高倍率ズーム、高感度撮影など機能で選ぼうという意識が着実に根付いていることがわかった。
次ページからは7月末から8月にかけて発表された各社のデジタルカメラ新製品について、スペックや特徴をまとめて紹介する。
Contents...
|