特集 / 今週の特集
【今週の特集】国内100万台ももう間近? 話題のデジタル一眼レフカメラを知る
2006年9月2日
ASCII24読者の“一眼レフデジカメ観”とは?
夏休みも終わり、季節は秋に。秋晴れの下で運動会などが行なわれるシーズンももう間近です。そんな9月第1週の【今週の特集】では、各社の新製品が出揃った感がある、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラについて、まとめます。
今週のアンケートにご協力ください!
 |

今週のプレゼントは、トリスターの『Muliplicity Standard』を2名様、および記念品(10名様、1000円相当)です |
ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく【今週のアンケート】を実施しています。今週は“秋パソコン――地デジパソコンについて”お尋ねします。アンケートのご協力いただいた方から抽選で、(株)トリスターが8月25日に発表した、ネットワーク環境で複数台のパソコンを1組のキーボードとマウスで操作できるソフト『Muliplicity Standard』(マルチプリシティ スタンダード)を2名様、1000円相当の記念品を10名様にそれぞれプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
アンケートはこちらです。
|
一眼レフを売って生き残りをかけたいカメラメーカー
デジタルカメラの市場は成熟化が進み、今後は横ばい状態が続くと予測されている。そんな中、デジタル一眼レフカメラは堅調にその市場を伸ばしている。カメラメーカーの業界団体・カメラ映像機器工業会(CIPA)の調査では、“2006年のDSLR(デジタル一眼レフカメラ)生産出荷見通し”は、台数で前年比23.4%増の468万台。このうち、最大手のキヤノンは220万台、ニコンは175万台を見込み、オリンパスは40万台、ペンタックスは23万台を計画している。
市場の成熟化に伴い、低価格化とコモディティー(日用品)化が進むデジタルカメラ市場の中で、価格を維持しやすく、収益性の高い一眼レフ機に各社の関心が集中するのも当然といっていいだろう。
 |

デジタル一眼レフカメラ市場の推移。ソニーがα100発表会で提示したスライドから |
ASCII24読者で“一眼レフ機を購入した(い)”は約4割
それでは、ASCII24読者の購入意欲に関してはどうなのだろうか? アンケートから明らかになった数字を紹介していこう。まず、「近々購入したい」と答えたのは全体の26.8%。買ったばかりと答えた「12.6%」と合わせると、約4割がデジタル一眼レフカメラの購入に意欲的であることが分かる。
 |
数ヵ月以内に一眼レフ機を買いたいと答えたのは、全体の約27%。最近買ったばかりの12.6%とあわせると、4割弱が一眼レフデジタルカメラに関心を示していることが分かる |
利用経験に関しては、約3割が「過去にデジタル一眼レフカメラを利用したことがある」と回答した。過去に一眼レフを使っていて、使用しなくなったという層もごく少数であるが存在した。その理由として「本体サイズがまだまだ大きい点」を挙げるユーザーが多かった。
 |
約3割がデジタルカメラの利用経験があると回答した |
人気はキヤノン、新規参入のソニーに対する期待も大きい
 |
EOS Kiss Digital Xの発表会から |
今夏に発表された機種では、キヤノンの『EOS Kiss Digital X』の関心度が非常に高く46.7%。これにソニーの『α100』、ニコンの『D80』が続く。
新規参入ながらソニーが健闘しているが、自由回答を見ると、スペックと価格のバランスのよさを挙げている声が多い。ボディー内手ぶれ補正機構や1000万画素CCDの搭載に加え、ソニーブランドを魅力として上げる声が目立った。
一方、キヤノンとニコンに関しては、旧機種や上位機種に対する評価が高く、その好印象をエントリー機にも期待しているユーザーが多い。銀塩以来のユーザーからの支持率は特に高いようだ。なお、これ以外のメーカーでは、手ぶれ補正機構をボディー内に搭載した、ペンタックスを評価する声が多かった。
購入した/購入を計画しているブランドに関しても、キヤノン、ニコン、ソニーの3メーカーが、10%以上で3強を形成している。母数には“購入する予定がない回答者”も含まれているため、購入予定者を4割として補正すると、キヤノンが46.25%、ニコンが31.25%、ソニーが26%となる。市場ではキヤノンのシェアがほぼ50%程度になるという分析もあるが、読者の間でもキヤノンブランド信仰が根強いことが伺える。
 |

ユーザーの関心度では『EOS Kiss Digital X』がトップ。これにソニーの『α100』、ニコンの『D80』が続く |
 |

ブランド別の関心度では、キヤノンがトップ。これにニコンとソニーが続く形となった |
なお、購入時に重視する点としては、画質が最も高く、ここに一眼レフの価値を見出しているユーザーが多いようだ。次が価格。高性能でも、あまりに高価なシステムは受け入れにくいということだろう。
 |

購入時に重視するポイントとしては、画質と手ごろな価格が50%を超えている。一眼レフとコンパクトの違いは画質。これを手の届く価格で、手に入れたいということなのだろう |
最後に、読者の自由回答から、各社製品に関する意見をピックアップしてみた。同時に、今後の記事作りに対するご意見も多数いただいた。こちらに関しては今後の記事作りの参考にしていきたい。
- いい物だとはわかるのだが、購入したいと思えるような活用シチュエーションが思いつかない。マニアだけのもののように感じる。
- 価格面でまだまだ不満があります。
- モデルチェンジが早すぎる(陳腐化が早すぎる)。
- 各社でレンズマウントを統一できないか? 焦点距離と画角の関係もバラバラで分かりにくい。
- ホコリ除去は絶対に必要。
- 手ぶれ補正機能は低価格機であっても絶対必要。
- コンパクト機の操作に慣れているので、液晶をみながら撮影できるようにしてほしい。
- 中古市場にあるマニュアルフォーカスなどの古いレンズ群で“遊べる”カメラがほしい。
- 機器の構造の簡素化で、昔からのカメラファンの考えを駆逐するような事は避けてほしい。ファインダーの構造や見え方など。
- フイルム式カメラ並みの軽量化(ボディのみで400g前後)を達成してほしい。
- CCDやCMOSなどのセンサーの感度がどのメーカーのカメラも表示されていないのが気になります。
- キャノンやニコンは手ぶれ補正の普及にもっと積極的になってほしい。なぜ標準セットのレンズに搭載されないのか理解に苦しむ。
- 一眼レフの場合、レンズ資産を長期間に渡って保有・使用し続けますので、修理、部品の供給などのアフターサポートをしっかりして欲しい。
- マニュアルをPDFファイル化して、カメラ本体で見られるようにしてほしい
- 高画素化も高画質化へのひとつの手法であることは良く分かるが、それと引き換えに階調性や暗所での性能が失われては、単に画像の容量が増えるだけで何の意味もない。ユーザーにとって何が一番利益になるのか考えてスペックを決めていってほしい。
- 銀塩フィルムカメラをデジタル化すること以上の、デジタルカメラとしての新しい姿を提示するメーカーが少ない。消費者も、いかに銀塩カメラの使い勝手に近づいたかだけで評価しているように見える。
- 広角レンズが使いたいので、フルサイズの撮像素子が欲しい。
- 安くても10万円位はするものなので、カメラとしての質感を高めてほしいです。おもちゃみたいな質感の製品もあって残念です。
- 交換レンズだけでなく、アクセサリー類の資産もどれだけ使えるかの資料を提示してほしい。
Contents...
|