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【今週の特集】Vistaよりコピーワンス縛り待ち 最新地デジパソコン事情


2006年9月9日

ASCII24読者の地デジ視聴率は20%弱!?

厳しくも短かった夏の盛りも過ぎ、朝晩はめっきり涼しさと虫の声に覆われるようになった、そんな9月第2週の【今週の特集】では、8月末以来、各社から一斉に発表された秋モデルパソコンについて、連続特集でまとめて紹介します。最初はまず地デジ対応パソコンについて特集します。



今週のアンケートにご協力ください!

今週のプレゼント
今週のプレゼントは、サイボウズが“一部上場↑↑記念キャンペーン”として製作した記念マウス『飛びマゥス↑飛びマゥス↑ ボウズマウス』を3名様、および記念品(10名様、1000円相当)です

ASCII24では毎週末に、ASCII24読者の皆様に参加いただく【今週のアンケート】を実施しています。今週は“秋パソコン――モバイルノートについて”お尋ねします。アンケートのご協力いただいた方に、サイボウズ(株)が“一部上場↑↑記念キャンペーン”として製作した記念マウス『飛びマゥス↑飛びマゥス↑ ボウズマウス』を3名様、および記念品(10名様、1000円相当)をプレゼントします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

アンケートはこちらです。




地デジもワンセグも未視聴なのは77.3%
2011年までのTV切り替えはこれからが本番?

最初に今月2日〜8日まで実施した【今週のアンケート】の調査結果から、ASCII24読者の地デジ視聴環境を確認していこう。

現在地デジ(地上デジタル放送)を視聴されていますか?
現在地デジ(地上デジタル放送)を視聴されていますか? 当てはまるものをお選びください。<複数選択>

まず、地デジ&ワンセグを視聴しているかどうか聞いた質問では、16.0%がTVで地デジを視聴、2.3%がパソコンで地デジを視聴、6.5%がワンセグを視聴していると回答し、地デジもワンセグも視聴していない方は77.3%に上った。

アナログ放送からデジタル放送への転換を進める(社)地上デジタル放送推進協会(D-pa)によると、県庁所在地での普及ロードマップでは今年(2006年)10月までに岡山県と九州(福岡県以外)、四国(香川県以外)を除く日本全国で、今年中には上記の各県でも視聴可能になるという。しかし、これは県庁所在地での普及ロードマップであり、例えば北海道では札幌を中心とした限定エリアでのみ視聴可能となっている。こうした状況を考えるとアンケートの回答による普及率のべ20%弱は、現実に即した数値とも思える。

ただし、この普及率の低さは視聴エリアだけが理由ではない。事実、続く設問で“地デジ(やワンセグ)を録画して見ているか?”と聞いたところ、録画機器を使って満足している方は7.5%なのに対して、使ってはいるが不便で買い足したい(4.4%)、現在の録画機器は不便なので編集・書き出しが簡便になったら買いたい(5.1%)と、決して録画視聴環境に満足していないという声が高い割合で寄せられている。

具体的な不満点を自由記述で答えてもらったところ、コピーワンスを見直してほしいという声が圧倒的に多かった。現在の録画機器では、内蔵HDDにこそハイビジョン放送をHD品質で録画でき、視聴も可能だがそこから取り出してほかの機器で視聴・再生することは実質的にできない(Blu-rayレコーダーやHD DVDレコーダーも登場したが、普及にはほど遠い)。できることと言えば、SD品質にダウンコンバートしてDVDに書き出すことくらいだが、これさえもCPRM対応メディアとCPRM対応再生機器という制限があり、ここ数年で一気に普及した感のあるHDD&DVDレコーダーによる簡便な録画・視聴環境に突然手かせ足かせを付けられたようなもので、これでは例え地デジの視聴可能エリアになったとしても録画機器を含むすべてのTV環境をデジタルに移行したいとは思えないのが実情だろう。



秋モデルパソコンでは、
ついにBlu-rayへの書き出しが可能に

ずばり、地デジ対応パソコンを買いたいですか?
ずばり、地デジ対応パソコンを買いたいですか?

そんな行き詰まった感のある地デジ環境だが、秋モデルパソコンではそこに小さな風穴が開きそうだ。今年の夏モデルでいち早く登場したソニー(株)の“VAIO type R”に続いて、この秋モデルでは日本電気(株)の液晶一体型デスクトップ“VALUESTAR W”、コンパクトデスクトップ“VALUESTAR L”、および水冷デスクトップの“VALUESTAR X”にBlu-rayドライブが内蔵され、HD映像の書き出しが可能になったのだ。Blu-rayディスクプレーヤーが普及していない今はまだ、書き出したところでそのパソコンでの視聴程度にしか使えないが、今放送されているハイビジョン番組をHD画質のまま外部メディアに書き出せるようになったことは大きな第一歩だ。また、ハイビジョン番組だけでなく従来の標準番組(SD画質)を録画する場合でも、片面1層で25GBと従来のDVD(4.7GB)の5倍以上の大容量メディアとして利用できる。現在のコピーワンス縛りが改善されることが第一だが、HD映像を書き出すための大容量メディア(次世代DVD)も、デジタル放送普及のために必要な条件であるのは間違いない。その意味で、この秋モデルにBlu-rayドライブ内蔵モデルが増えたことの意義は大きい。

地デジを見るなら、録るなら、パソコンとTVどちらが理想ですか?
地デジを見るなら、録るなら、パソコンとTVどちらが理想ですか?

ちなみに、“地デジを見るなら、撮るなら、パソコンとTVどちらが理想ですか?”という質問を投げかけたところ、TVがいい(パソコンに地デジは不要)という回答が33.2%と多く寄せられたものの、ほぼ同数で“両方を自由に使い分けたい”(35.9%)という回答があり、パソコンがいいという方も合計16.3%に上った。パソコンのディスプレーは元々高解像度表示向けで、地デジのハイビジョン放送もUXGA(1600×1200ドット)以上ならいわゆる“フルスペックハイビジョン”(1080i)をまるまる表示できる。実際、(株)東芝のQosmio G30/F30シリーズは1920×1200ドットのWUXGA表示に対応し、フルスペックハイビジョンの視聴に対応する。パソコンならEPG(電子番組表)の一覧性も高く、予約録画の管理もしやすい。そうしたメリットを現在のアナログ放送で感じている人ほど、地デジになってもパソコンで視聴・録画したいという声になっているように、予想される。


次ページからはすでに発表されている各社の地デジ対応パソコンについて、スペックや特徴をまとめて紹介する。


[次ページ]

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